ゼファー750にニッシンのラジアルブレーキマスターを取り付け(て貰い)ました!
取り付けたのはこちらですが、正確にはadvantage nissinブランドのブレーキマスターになります。見比べてもほぼ同じ、、笑
ラジアルでサイズは19mmです。自分のゼファーはCB1300SF(sc40)のキャリパーですが、ゼファー純正キャリパーでも恐らく19mmが適切なサイズかな?ゲイルスピードさんの計算サイトで確認してみて下さい。

CBRにはfrandoの鍛造ラジアル(fmf-130/2万5000円程度)、バリオスにはニッシンの非ラジアルのタンク別体式マスター(1万円程度)を付けているのでそれらと比べながらレビューしていきます。
ブレンボのマスターはタンクやブレーキスイッチ類が別売りなのに対し、ニッシンは全部セットなので素人には優しい!補修パーツも安いし
ちなみに純正スロットルだとワイヤーと干渉する恐れがあったり整備性が悪かったりするので、対策の部品も紹介します!
干渉のおそれがある箇所と便利な対策品
ニッシンのラジポンはハンドルの下にブレーキホースが繋がりますが、ゼファーの純正アクセルワイヤーも下から出ています。

ハイスロであればだいたい上からワイヤーが出てますが写真のように純正だと、もろに当たります。
特に自分の車両ではフロントブレーキの分岐が外されており、キャリパーからダイレクトに繋いでいるので、ダブルのバンジョーボルトが入りません。
そこでこちら!マスターの出口に取り付け、ブレーキホースの接続位置をずらせます。

【セット内容】
・バンジョーアダプター×1
・バンジョーボルトM10XP1.0×1
・ガスケットワッシャー×2マスターシリンダーやキャリパーをカスタムする際に伴うブレーキホースの交換。昨今のノーマル車輛にはステンホースが最初から付いているものも少なくはありません。しかし、Bremboのラジアルマスターなどはバンジョー取付位置が下向きになっている場合があります。角度が合わずホース交換になることもしばしば。これを90度変換するアダプターを製作しました。
ニッシンのマスターはP1.25なのでのP1.25のバンジョーボルト(シングル)で取り付けます。(別売り。問い合わせたところ短めのスウェッジライン製のバンジョーボルトがおすすめとのこと)
アダプターとブレーキホースの接続にはP1.0のバンジョーボルトで付けます。(シングルのバンジョーボルトは付属。ダブルで繋いでいる方は要購入)
といった感じでうまくワイヤーを躱して取り付けることが出来ます!
ちなみにこれ、角度が90度変わるので微妙にホースが届かない場合や微調整など色々使い道があります。
ハンドル回りの取り付け画像
ミラーアダプターが付いているので問題なくミラーが取り付けられます。

レバーポジションは6段階で設定可能。
ラジポンのサイズがあっているならちょうどいい位置が見つかります。

フルードタンクはこのタンクを使用。
フルードが鮮やかに見えてかっこよい
CBRとバリオスの余りのレッドのフルードを使用していますが、いずれ緑のカラーブレーキフルードに交換予定!
ニッシン ラジアルマスターを取り付けてみて
・かっくんブレーキとは無縁のコントロール性の良さ
・ストロークは長くなるが握った分だけ正確に効く
・純正マスターをOHするより外観は綺麗になるし安め
以上三点が主なメリットで、自分の思い通りにリニアにブレーキを効かせれるのは非常に快感!!
特に低速度域でゆっくりじわーっと軽く効かせたい時には細かなコントロールが簡単に出来て楽!
信号で止まるとき速度が乗り気味な状態でもフロントだけでもすぅーと丁寧に停止出来る、楽しい!
ただ、出来ればキャリパーは本来310mmディスク用の物の流用なのでゼファーもディスクローターを310mmにしたいのですが、どうみてもキャリパーサポートの設計上310mmは付きそうにありませんでした…
とはいえ純正よりかなり効くし純正からのアップグレード&リフレッシュにはそこまで高くないしオススメなカスタムになりました。
他製品ブレーキマスターと比較して
ニッシン非ラジアル(1万円程度)
ラジアルとは全く別物な効き味なので比較不可ですが、普通に効き純正からのリフレッシュに良い!

FRANDO鍛造ラジアルFMF-130(2.5万程度ミドルハイエンドクラス/生産終了在庫限りらしい)
台湾メーカーということでやや警戒しがちですが、高級感と剛性感がありレバー位置の調整範囲が28段階と非常に自由度が高く、レバーレシオの調整(20/18)まで行える。フルードタンクとステーがかなり小型でSS、レプリカ系バイクでカウルと干渉しずらい!補修パーツも売ってるし今のところ2年以上ノントラブル!

レバーの形状が超絶握りやすく似合うバイクなら超オススメ。シングルディスクの車両でも適合する14mmや15mmというラジポンでは珍しいサイズもあるのでミニバイクや250以下の車両にちょうどいい!

生産終了らしく今はレバー比の調整機能はないが似た形状のは現行品であるようです。
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