去年購入したバリオス(zr250a)ですが手元に来て間もなく純正のリアサスが抜け気味だったのが、先日ついにオイル漏れの症状が出始めて完全に抜けてしまったので社外のリアサスに交換しました。
純正のリアサスの新品も無さそうだしオーバーホールについても費用と乗れない時間が発生してしまうので修理ではなく交換の方向で社外のリアサスを探しました。
今回はバリオス1(BALIUS) バリオス リアショック 白 エムテック中京(M-TEC中京)を選択しました。
まだ使ったことのないメーカーでしたが、大手メーカーのOEM製造を請け負うほどの高度な製造能力に加え、国内有数の製作機材を有するメーカーのようです。オリジナルパーツの製造についても定評があり、絶版車ユーザーからは絶大な信頼を集めているそうです
バリオス1 リアサス交換後のレビュー
今までほぼ抜けかけのサスのバリオスだったので路面のギャップや段差でリアルに吹っ飛びそうな乗り心地でした。交換前は跨った瞬間からグッと一気に沈み込み不安しかありませんでした。
新しくバリオス1(BALIUS) バリオス リアショック 白 エムテック中京(M-TEC中京)さんのリアサスに交換してからは当たり前ですが減衰が効き、しっかり路面に沿って走れ、乗り心地もやや硬めにしていますが(プリロード下から二段目)非常に快適です。
バリオス2からはモノサスからオーソドックスなツインショックに変わっています。
バリオス1の方はよりスポーティーなモノサスなので走りを楽しめそうな気がします。
ちなみにポン付けです。タイヤ交換と一緒にバイク屋にお願いしました。リアサス単体の交換工賃は5000円でした。
専用品ということで純正リアサスの長さより+1mm長いだけで、プリロード下から二段目の設定の状態で横から見ると若干のケツ上げ状態になります(元々の抜けたサスとの比較)
固くするとさらに上がりますが乗り心地的には下から二段目か一番柔い設定でないと固すぎて乗りにくいと感じました。
他車流用のリアサスにすると長さが長すぎて極端なケツ上がりになってしまうことを考えると流石専用品といった風に感じます。
予算に余裕があればYSSの高い方も試してみたかったですが、総合的には非常に満足です。
バリオス1型(zr250a)用で適合する社外品
他車用(ニンジャやCBR250R)のYSS製リアサスを流用することも考えましたが、物によっては少なからず加工が必要そうでした。
中古のリアサスはヤフオクにも出回っていますが当たりはずれが激しくどちらにせよ古い車両なの新品を購入し取り付けた方がおすすめですね。
取り付け長(長さ) | 調整 | 価格 | |
純正 | 285mm | 有り | *** |
M-TEC 中京 | 286mm | 有り | 2.6万 |
YSS (MEシリーズ) | 280mm | 無し | *** |
YSS (MZシリーズ) MONO LINE | 不明 | 有り | 4.8万 |
バリオス(1型)リアサスの長さについて
バリオスの純正リアサスの長さ(取付長)は285mmです。
汎用品を流用する場合はこの長さや取付け部の厚さ等に注意ですね。
M-TEC 中京 バリオスI リアショック
今回取り付けたサスペンションです。
ピストン径 直径39.5ミリ シャフト径 直径12.5ミリ 取付長 286プラスマイナス2ミリ 調整段階数 5 保証 1年 色 赤 白 黄色 黒色 |
YSS (MEシリーズ) ※現在生産終了?
YSS製のバリオス用として数年前まで普通に売っていたようです。
当時は1.7万前後で売っていたようですが現在は売っていません。
各種調整機構はないですが値段は魅力的ですね。
YSS (MZシリーズ) MONO LINE
バリオス1用の専用品としては非常に高機能なサスペンションのようです。
YSS JAPANの方の高級路線寄りの商品です。
その分お値段も非常に高めですが満足できることでしょう。
ただバリオス用は車高調整機能はないようです。
【366ボディ】
【外径】43.5mm
【サイズ】
・ピストン径:Φ36mm
・スピンドルロッド径:Φ16mm
【仕様】
・マウント:ベアリングマウント
・スプリングプリロード調整機能
・ネジ式プリロード
・伸び側減衰力:30段階調整
[流用]CBR250R(mc41)用のYSSサス
取り付長は純正+10mmの295mmですが取り付け部に加工・追加パーツが多数必要になるようです。
乗り心地や悪くなく車高も純正とあまり変わらずに取り付けられるようです。
[流用]ニンジャ250用のYSSサス
取り付長は純正+35mmの320mmで、かなりのケツ上がりになるようです。しかし専用品ではないので取り付けには加工・工夫・追加パーツが必要になるようです。
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