先日組み立てたRyzen7 5700Gを搭載したDeskmini X300のCPUファンの交換をしました。
純正クーラーからケースファンやCPUクーラーで有名なNoctua製のトップフロー型CPUクーラーに変更した結果、回転数がかなり下がり温度も明らかに低くなり快適になりました。
軽い動作しかしない方でも音が気になる方やパソコンの長寿命を狙う方には非常におすすめです。
純正のCPUクーラーは必要最低限の性能
交換前と交換後の比較
組み立て当初は純正クーラーを使用していました。
動画編集やゲームといった負荷のかかる作業は一切しないのですが、部屋の中が静かな状態だとややノイズが気になるようになってきました。
下記画像はWindowsアップデートをダウンロードしながらネットサーフィンをしている際に、スクショした温度やファン回転数のデータです。
また低電圧化してCPUクロックは3.8Mhzに固定しています。
X300純正のクーラー
室温 | 18度 |
CPU温度 | 43度 |
CPU使用率 | 5% |
ファン回転数 | 2450RPM |
noctua NH-L9a-AM4に交換後
室温 | 18度 |
CPU温度 | 38度 |
CPU使用率 | 3% |
ファン回転数 | 1700RPM |
軽い作業中でも2500RPM程度回っていた純正に比べ1700RPMに回転数は減り、温度も低くなりました。また下に詳細なデータを載せます。
noctua NH-L9a-AM4へ交換後のレビュー
ファンノイズが減り静音化
先ほどnoctuaのNH-L9A-AM4に交換前と交換後の数値の比較をしましたが体感でもファンノイズが減り静かになって満足しています。どうしてもX300のケースでは熱が籠りやすく排熱しずらいので純正クーラーでハードな作業をするとファンの音が気になってしまうのが明らかに改善しました。
またnoctuaのクーラーはやや高いのでAINEX(ID-COOLING)から出ているIS-30Aも純正よりは性能がいいのでこっちもありかもしれません。
Ryzen7 5700GをX300でハードに使うには必須
静音化に貢献するCPUクーラー交換ですが、よりハイエンドCPUの性能を引き出しやすくもなります。動画編集や軽いゲームをする方は純正ファンでは確実に性能不足です。
しかし、いくらファンを高性能化しても一応はRyzen7、ハイエンド寄りのCPUなのでX300のケースでは小さく排熱にやや不安が残るので、BIOS側でクロックを少し落としたり電圧を絞ったり工夫する必要はあると個人的に思います。
ちなみに現在はデザインの関係でNoctua NH-L9a-AM4 chromax.blackにしました。
オールブラックということでノクチュアカラーから卒業です。
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