車を個人売で買った際の陸送費等について[大阪から北海道]

2022年の冬も目前にしてトヨタのセリカをヤフオクにて購入しました。
以前バイクを買った際は東京からドア to ドアで陸送して貰いましたが今度は自動車です。
当方は北海道に住んでおり、大阪からの出品だったので陸送を手配して車を受け取りました。
10社近く見積りを取りその中で最安だった陸送会社のお話や陸送費の相場などについての体験談を書いていきたいと思います。

車の陸送について

車の陸送の際は会社によりけりですが大きく分けて下記の四通りのプランが存在します。

①ドア to ドア（特定の住所から特定の住所まで・積載車だけでなく業者の自走も有）
②ドア to ヤード（各地の陸送会社のデポというか敷地）
③ヤード to ドア（各地の陸送会社のデポというか敷地）
④ヤード to ヤード

ドアtoドアが一番楽ですがその分陸送費は高くなります。
逆に陸送会社のヤードからヤードまで、バイクの陸送でいうＢＡＳなどの、出品者がヤードまで持ち込み、陸送会社が指定した他地域のヤードまで運んで購入者がそこに取りに行く形式のものだと一番安くなります。
勿論購入者が出品者のところへ行き、自走（フェリー含む）して帰ってくるのが最も安くなりますが、注意点としては名義変更の問題や、故障・事故などのトラブルの可能性があります。
中古車の個人売（ヤフオク含む）には故障や詐称が日常茶飯事であるためなるべく避けたいところではあります。

陸送時の注意点について

・会社によりけりですが基本的に車内には荷物や部品、車のパーツを積載しての陸送は不可です。どうしても一緒にして送ってほしい場合は事前に要相談です。
・不動車やナンバー無しの車両については公道で自走出来なかったりそもそも動かせないので見積りを取る際は事前に相手の陸送会社と相談しましょう。
・会社によっては最低地上高11cmや9cm、ローダウン等の改造車不可など制限がある場合があります。スーパーカーなどの高級車は一般の陸送会社では受け付けてくれない場合があります。
・ヤードに車が届きなるべく早く取りにいかないと保管料が発生したり、バッテリーがあがってしまったりする（上がってました）
・ハイオク車の場合は事前に伝える。陸送会社の人が陸送時に給油する際レギュラーを入れる可能性があります。

実際の陸送の各社見積り額

ドア to ドアに出来なかった理由は、当時道内では場所によっては雪が降っており夏タイヤ装着の車両は北海道内を陸送会社が自走出来ない為です。今回は受け取り地の苫小牧市の公共駐車場を借りて冬タイヤを持ち込み現地でタイヤ交換をして自走して家まで帰りました。
また本州から北海道へフェリーを使用して陸送して貰う場合は大抵は苫小牧港に到着となります。

今回何社か見積をとりましたが会社によって大きく差が生まれております。
道内だけならまだしも、どうしても海を越えなければいけないので割高になってしまいます。
津軽海峡航送フェリーや太平洋フェリーでは無人航送という車だけ送るサービスも行っていますが、出品者も購入者も港までいかなければいけなく、仮に出品者の住所からフェリーターミナルまでのみ陸送して貰ったとしても計算するとトータルでは高くなってしまいました。

仕事の関係でヤードに到着してから車を引き取るまで時間が空いてしまいバッテリーが完全に上がっていました。また本州からやってきて寒冷地仕様では無かったのでウォッシャー液が凍っていた・ガソリンが超カッツカツだった等ちょこちょこトラブルに合いましたが、なんとかなりました。