つい最近中古で購入したマニュアルのトヨタのセリカ TRDスポーツMですが体格的にクラッチペダルを完全に踏み込む際遠く感じ、届かない訳ではないですがシートを前気味にするとハンドル周りが窮屈で乗り降りにも困っていました。
クラッチストッパーも効果はありそうですが、調整も必要そうですしデメリットがあるようで今回は見送りです。
シートの交換でも改善する可能性はありますがそもそも、クラッチの高さに合わせるとアクセル・ブレーキがやや窮屈だったので分厚いクラッチペダルに交換しようと思い探してこれにいきつきました。物理的にクラッチを近くすることが出来ます。
取り付けてからかなり運転しやすくなり大満足です。
ハイリフトペダルカバーでかさ上げしペダルを物理的に近く
こういった厚いペダルはあまり売っておらず自作も考えましたが安定の既製品の方がいいかなと思ってJURANのペダルにしました。純正のペダルカバーを外して交換するだけの簡単な作業になるだろうと作業するまでは思っていましたが思いのほか大変でした。取付は後ほど紹介します。
セリカ用の適合はP02
ZZT231 ZZT230に適合するペダルはP02というモデルです。セリカの他にはAE86やMR2、MR-S、アルテッツァ、JZX110系のマーク2が適合するようです。ちなみにST202等のST系セリカはP01です。
シルビアやスカイライン、ヤリスはP01、シビックやインテグラ等はP03、ミラージュやランエボ等、NC系ロードスターはP04、インプレッサやレガシィ、86・BRZはP05とだいたいメーカー毎にわかれていますが100系のマーク2はP01など一部ばらばらなので購入時は要確認です。
ZZT系セリカにハイリフトカバー取り付け
単純にクラッチペダルのカバーを交換するだけですが正直かなり苦労しました…
純正クラッチペダルカバーの取り外し
車のクラッチペダルのアルミカバーはただはまっているだけなので、車内を暖房でがんがん温めた上で内張りはがしやマイナスドライバーを使い、気合で外します。
外気温がマイナスなので結構大変でした。ドライヤーやヒートガンを使ってもよさそうですね。
ハイリフトペダルカバーの装着
外すのも結構大変ですがつける方が数倍大変です。
ハイリフトペダルカバーの裏面のゴム部分が固すぎて温めないと全く柔らかくなりません。
熱湯につけると少し柔らかくなるので暫く浸しておいて、これも力業ではめます。
力尽きたので装着後の写真はありません笑
取り付け後の効果・レビュー
車種や運転する人の足の長さ等にもよりますが自分の場合だとほんの数センチ、クラッチが近くなりました。ほんの数センチですがクラッチが遠いと感じている方には激的に変化があると思います。
今までは左足は伸びきるのに右足はやや窮屈、かつハンドルは近いのでポジションに違和感しかなかったのが改善出来ました。
ペダルの厚み分たった数cmですが驚くほど運転がしやすくなり、シートを後ろに出来たので乗り降りも非常に楽になりました。
がたつきも無くクラッチとアクセルペダル、ブレーキペダルの位置もいい塩梅になり快適です。取り付けと取り外しは非常に大変ですがマニュアル車でクラッチが遠い方におすすめです。
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