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[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー

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2014年3月にカシオから発売されたOCW-S3000P-2AJFについて5年ほど使用したので、外装と機能のレビューをしていきます。

歴代オシアナスマンタの中で最も清涼感溢れるアクアマリンブルー(水色)が印象的な腕時計となります。

天然の白蝶貝を使用しているので同じモデルでも、全く同じ物はこの世に2つとない1点物なところもポイントです。(一時期2本所有しており見比べました)

ほぼ同じ内部モジュールを使用しており、現在でも生産が続けられているオシアナスの「OCW-T2600-1AJF」とも時折比較していきます。

OCW-T2600-1AJF カシオ オシアナス クラシックライン レビュー
オシアナス T-26001AJF

カシオ オシアナスマンタ
OCW-S3000P-2AJF

発売日
Release
2014/3
新品定価
Price
183,600円(税込)
ケースサイズ
Case Size
厚さ
 
Thickness
47.6mm × 42.7mm

11.8mm
重量
 Weight
90g
材質
Material
チタン
Titanium
表面加工
Surface treatment
チタンカーバイト処理
Titanium Carbide Coating
風防ガラス
Glass
両面無反射コーティング
カーブサファイアガラス
Sapphire crystal
with glare-resistant coating
防水性能
Water resistance
100m
駆動方式
Power supply
タフソーラー
Tough Solar (Solar powered)
時刻調整
Time adjustment
電波(マルチバンド6)
Radio-controlled Watch
(Multi band 6)
バンド調整幅
Compatible band size
150~205 mm
スライドアジャスト付
スペック(Specifications)
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オシアナス マンタ S3000Pについて

オシアナスマンタということでベルトのデザイン、風防がカーブサファイアガラスなど各部アップグレードされています。

文字盤中央と3つのインダイヤルには天然素材の白蝶貝を水色に着色した物が使用され、涼しげな海の世界観を表現しています。

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー
南国の海の浅瀬みたいな色?

角度や光の加減で色味が変わり、水色や青色、紫色等虹色にも見えてとても楽しい時計となっています。

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー

オシアナスと言えば”青”のイメージですが、こちらは水色。

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー 文字盤

後継のマンタS5000シリーズでも水色系の白蝶貝を使用したモデルはあります。

OCW-S5000APA-2AJF(限定モデル)

天然藍を文字盤の染料として使用しており色味は非常に美しいのですが、3つのインダイヤルだけが白色で浮いている感じがしてしまうので、デザイン性では個人的にS3000Pの方が好きです。

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー

とまぁ非常にデザインは好きでお気に入りなのですが、秒針の先端のみ何故か赤色に塗装されていて時計の雰囲気とあまり合っていない気がするのが少し気になるくらい。

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実用腕時計としての基礎スペックの高さ

オシアナスということで重量が非常に軽く、時刻は正確でソーラーの為10年位はほぼメンテナンスフリーの使いやすさ、風防はサファイアガラスなのでほぼめったに傷一つ付かない堅牢性。

チタン×電波ソーラー×サファイアガラスの基本スペックは極めて実用性が高く、普段使いの時計として非常に優れていますね。

他社のGPS搭載の腕時計も魅力的ですが、どうしても厚さが気になってしまいます。

それに比べオシアナスは薄くスマートな印象です。

ベゼルリングの耐久性

OCW-S3000P-2AJFのベゼルリングは青色にイオンIPコーティング※されていますが、派手にぶつけたりひっかけたりすると落ちやすい印象です。

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー ベゼルリングの耐久性

このベゼルの耐久性については価格.comや各所のレビューでも触れられていました。

軽く擦れる程度では問題ないですし、チタンなので大きく削れたり凹んだりすることはまずありませんが。

イオン化した金属を用いて、真空状態の中で生成した硬質膜をコーティングする、耐摩耗性に優れ錆に強い表面処理。

“OCEANUS Manta”の白蝶貝モデル - 2014年 - ニュースリリース - CASIO

立体的なダイヤルがとてもいい

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー ダイヤル

メモリやインダイヤルが立体的に組み合わさっています。

竜頭のデザイン

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー 竜頭

竜頭はベゼルリングと同様ブルーip処理され、綺麗な青色です。

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー 竜頭2

↓比較用t2600

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー t2600との比較

ストラップとバックルオシアナス OCW-T2600-1AJFとの比較

チタン無垢で超軽量かつ高剛性

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー バンドの特徴・調整

オシアナスのマンタシリーズのストラップ(バンド)は、矢羽形状の三列リンク構造となっています。

t2600等の質実剛健といった直線形状のバンドも好きですが、マンタシリーズのバンドも造形が非常に美しく、バンド中央の鏡面仕上げが明暗とメリハリを生み、より立体的に見えます!

バンド調整は工具があれば簡単に出来ますが、cリンクが付属するタイプなので紛失に注意です。

バックルはスライドアジャスト機構無し

ワンプッシュ三つ折れ式中留で、バンド装着可能サイズは150~205mmです。

オシアナス t2600や新しいオシアナスマンタではスライドアジャスト機構が付いてますが、このS3000シリーズは付いていません。

ちなちにスライドアジャスト機構はバックルのプッシュ部を押しながらスライドさせることで小コマ(バックル付近のH型コマ)の0.5駒分ほど工具不要で微調整出来る機能です。

ちょっと食べ過ぎ飲み過ぎでむくんだ時にかなり便利です。

最近のオシアナスシリーズでは定番の便利機能ですね。

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー スライドアジャスト機構
バンド最大幅の状態
[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー スライドアジャスト機構の違い
バンド最小幅の状態
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OCW-S3000P-2AJF

[オシアナス マンタ]OCW-S3000P-2AJF レビュー 白蝶貝が光る文字盤

新品定価:183,600円

当時の実売価格:128,520円

中古相場:約4.5万~6万円程

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